2018-02-22

company ma 第3回公演「wonder」公演のお知らせ



おかげさまでOn7公演「かさぶた」も無事終演し、僕がディレクションに関わっている「アジア児童青少年舞台芸術フェスティバル2018」もいよいよ開幕いたしました。子どものための舞台芸術を実践するアーティストがアジア中から集まっており、彼らが一堂に会する風景はとても美しいです。

そして、我らがcompany maの第3回公演「wonder」の上演も約10日後に迫りました。
今回はカンパニーにとっても新しい挑戦をしています。これまでの2回は僕が構成・演出をしてまいりましたが、今回はカンパニーの若旦那的存在、原田亮が作・演出、20代の若者を中心に19歳から39歳の12名というビッグキャストで上演致します。僕は監修という形で演出をサポートしつつ、出演までしてしまいます。。。

この作品「wonder」は「不思議の国のアリス」をベースに原田が構成したもので、子どもも大人も誰しもが投げかける疑問、「『自分』ってなんだろう?」をテーマに一人の少女が不思議の国を旅する物語です。原田にとって「アリス」というモチーフはライフワークのようなもので、サンフランシスコの留学時代に、同級生とともに身体表現を中心した作品「Alice.」を創作、帰国後、東日本大震災を体験した少年が不思議の国を旅する「アリスがくれた不思議な時間」を児童演劇作品として執筆、また茅ヶ崎の小学生といじめや個性をテーマにした「カラー」を創造してまいりました。この「wonder」はそんな彼の創造の現段階での集大成ではなかろうかと思います。僕もようやく稽古に参加し始め、アイデア豊富な作品に仕上がってきてるなと思いつつ、本番に向けて、僕なりのサポートをして行こうと思っております。

躍動感あふれる「wonder」。僕らカンパニーが常に心掛けている、大人と子どもが一緒に観れる作品です。是非劇場に足をお運びくださいませ!

----------------------------------------

company ma 第3回公演『wonder』

2018年3月3日(土)13:00/17:00、4日(日)11:00/15:00
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場

作・演出:原田亮
監修:大谷賢治郎
音楽:中野亮輔(青年座)

出演:庄崎真知子(劇団銅鑼)、勝山優、小山雲母、長原茉穂、安達原旭、タカミナオミ、
            大山秋(青年劇場)、一平杏子(パフォーマンス集団・たまご)、
            武井雷俊(劇団アッカパッラメント座)

            大谷恵理子、森山蓉子、大谷賢治郎


「不思議の国のアリス」の世界。
夢のような現実のような。
すべての子どもたちが持つ想像の世界。
まるで迷路のような…。

あらすじ:日本に暮らす大学一年生のアリス。アリスは、平凡な毎日に飽き飽きしていた。そんな時、足元に一枚のトランプが。拾い上げようとしたその瞬間、不思議な世界へと導かれ・・・。アリスは、その不思議な世界で多くの奇妙な出会いを通して、「自分」が何者であるかということを忘れ、そして、そのことでホントの「自分」を探すことになっていく。観客の皆さんをその摩訶不思議な物語の旅へと、ご案内いたします。

美術・衣装:大谷恵理子・森山蓉子
照明:鷲崎 淳一郎
音響:坂口 野花
VP:WAWACINEMA
舞台監督:清水 義幸
チラシデザイン:井出大・鈴木萌
制作:田事務所、安達原泉
主催:NPO法人KAWASAKIアーツ
提携:川崎市アートセンター
協力:Stillwater

チケット料金:
一般:3,500円、大学生:2,500円、中高生:2,000円、小学生以下:1,000円
3歳児以下ひざ上無料、当日500円増(全席自由・税込)
団体割引、障がい者割引あり(劇団に問い合わせください)

チケット予約:
web:https://ticket.corich.jp/apply/87896/002/
e-mail:otanikenjiro@company-ma.com(僕のメールアドレスです)
(氏名、チケット券種・枚数、公演日時、e-mailアドレスを明記してください)

電話 : NPO法人 KAWASAKIアーツ 044-953-7652(月~金 10:00~18:00)

アクセス:
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場
小田急線新百合ヶ丘駅北口より徒歩3分
〒215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺6-7-1
TEL:044-955-0107
http://kawasaki-ac.jp
主催 NPO法人KAWASAKIアーツ http://kawasakiarts.org